Y:それに多弁になりましたよね。無口と言われた時期も、本当はお喋りだったけど、より以上に言語が明確化してきたというか…。
K:伝えたいことが、はっきりしてきたからだと思います。日本人って、中庸の部分を行ったり来たりしているじゃないですか。「良きに計らえ」という言葉に代表されるように、敢えて結論を出すことを避けたり。でもそんなんじゃ、海外で生きていけないし、相手にもされなくなってしまう。僕はもともと自己主張するタイプじゃないですけど、でもこれからはことバレーに関しては、いい部分と悪い部分は、はっきり言うことにしました。是正しなければいけないことはきちんと指摘して、伝えて行かなきゃならないと思っています。根気よく発言し続けて、日本バレー界の問題点にも気がついて欲しいし、賛同者も増やしたい。全日本の他の選手とも話しますけど、でもみんなはまだ、自分のことで精一杯なんだろうと思いますね。外に向かって自分の意思を発言しようというところまで行っていない。しかし、それは仕方ないです。僕も、4年前のワールドカップの頃は、ああいう感じだったなと思いますもん。
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