YOSHII:全日本に選ばれ、国際舞台に立つようになって、打ちのめされたり、バッシングを受けながら等身大の自分を手に入れた。ここからが本当の勝負じゃないですか。
YAMAMOTO:そうですね。正直言って一年目はいきなりスーパーエースだとか言われて「えっ」という気持ちがあった。その前は中垣内(祐一)さんがやっていたじゃないですか。中垣内さんはすごい人だし、そういうイメージがあったので、なんか嫌だなというのがあったんです。気持ちに引いていた部分があったので、いいパフォーマンスは発揮できませんよね。自分で自分にタガをはめていたから、確かに消極的なプレイもあったと思います。でも、世界選手権のブルガリア戦で吹っ切れました。アジア選手権ではこれ以上にない屈辱を味わいました。僕は行動に出ます。コートでもプライベートでもね。今はとにかく、思いっきりバレーがしたい。自分のパーソナリティもバレーを通して表現したい。ワールドカップでは、攻撃的な山本をお見せしますよ。そして、ワールドカップで切符を手にできるかどうかはわからないけど、アテネ五輪には必ず行きます。
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