YOSHII:山本さんのご両親もスポーツ選手。いわばサラブレッドですけど、バレーを始めるきっかけは何だったんですか。
YAMAMOTO:186cmの父は実業団で野球、母がバレーの選手でした。でも両親にバレーを勧められたことはありません。ただ、小さいころに母の練習について行ってたので、バレーボールの動きとかは目に入っていました。小学校の時は野球。でも、夢中になり過ぎて野球肘になり、陸上競技に鞍替えしました。短距離も長距離もいつも学校で一番でしたよ。でも、中学2年のときにバレーボール部の部員が一人しかいなくなり、勧誘されたんです。その時に身長は190cmありましたから。結局、バレー部にはいろんな部を辞めた生徒が集められ、即席に編成されたから弱いのなんのって(笑)。女子と試合しても全然勝てなかった。とりあえず女子には勝とうよと練習して勝てるようになると、次の目標は市の大会。で、市の大会で3位ぐらいに入れるようになると、今度は県大会で勝ちたくなる。バレーが好きというより、努力の成果が結果に結びつくのが面白かった。そうやってやっているうちにさわやか杯に選ばれ、ジュニアやユースに選ばれ、日本体育大学でバレー部のキャプテンをやり、ここまで来たという感じですね。ですから、自分にとってバレーはなに?とあらためて問うこともなかった。
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