Y:お父さんとの遊びが楽しかった。その手段がバレーだったんですね。
K:はい。お父さんに遊んでもらえるのが楽しかった。でも、喧嘩もよくしましたよ。父が、色々教えようとすると反発して(笑)。本音は、父が教えてくれる技ができないと、自分にイライラしてしまって、そのイライラ感を父にぶつけていたんです。子供心に、早く父と同じようなパスをしたいと思っていました。でも、父や母に「バレー選手になれ」と言われたことは一度もなかったし、中学2年生から親元を離れて兵庫県・姫路の中学校に転校した時などは、「帰って来い」と言われましたから。両親にバレー選手の道を敷かれたというのはありませんね。いまだに「辞めたいのならいつでも辞めていいぞ」と言われています。「がんばれ」なんて一度も言われたことがないし。そんな両親だからこそ、『私はがんばろう』と思えるのかもしれません。
[戻る|次へ]

[戻る|0.TOP]

(C)2004 Fuji Television.