YOSHII:ローマから帰国し、ダイエー、東洋紡、パイオニアとチームが変わりましたが、ダイエーと東洋紡はVリーグ制覇、移籍したばかりのパイオニアを今春の黒鷲旗(全日本選手権)で優勝させました。優勝請負人として、そのノウハウを全日本に投入していただきたい。
YOSHIHARA:初めてメンバーと顔を会わせた時に、戸惑いましたよ。だって大山加奈や栗原恵などとは15歳も違うんですから。9月から招集された高校生のセッター木村沙織などは、間違ったら自分の娘、と言ってもおかしくないじゃないですか(笑)。私が若手の頃の全日本は、歳の差はせいぜい5歳ぐらいしか離れていなかった。だからやりやすかった。でも、実際に合流してみると、年齢の違いは取り越し苦労で、年齢層が様々な方がいい感じなんです。お互いに歳が離れているから却って話しやすいという面があったのかも知れません。10代の選手たちは、私をお母さんだと思って話し掛けてくるのかな。それはそれでショックだけど、コミュニケーションが取りやすい。これはちょっと驚きでしたね(笑)。私は年齢のせいもあって、トレーニングが命、になっているんですけど、若い選手たちも負けじと着いてきますね。年寄りには負けられない、思っているんじゃないですか(笑)。
[戻る|次へ]
[戻る|0.TOP]
(C)2004 Fuji Television.