同じ頃、末期とともにクルーザー・わかめ丸を訪れた灰原。そこにクルーザーの持ち主・栗尾英二(芦屋小雁)が現れた。わかめ丸で額に入った船舶検査証を目にした灰原は、所有者が栗尾となっていることを確認。だがその隣に釘穴が開き、何かが掛かっていたらしきことを灰原は見逃さなかった。しかし栗尾は、そんな灰原の疑問をうまくかわし、込み入った話題になった途端、末期は船は事業のためではなく、転売して儲けるために購入するのだと言い出した。それを聞き、一度は話を白紙に戻そうとする灰原だったが、船を買う客をすでに見つけているから、儲けのでるうまい話なのだと末期は言う。その話を持ち込んだいわばブローカーは、なんと浦切だった。そして船の買主は錦蛇ファイナンスの善本大三郎(花紀 京)だと聞かされる。帝国金融に戻り、金子(緒形 拳)らに事情を話した灰原は、ヘタ打ったら(失敗したら)自分が責任を負うことを条件にこの融資にのることに決めるのだった。
そして帝国金融は、末期に4000万を渡すが、わかめ丸を訪れた灰原と末期は、以前にはなかった船舶国籍証書がかかっているのを見つける。所有者には金箔為吉(大杉 漣)の名前が・・・。
かたや、しのぶ親子はまたも浦切にいいように振り回され、今度はしのぶの母までもが、念書を書いてしまった。そしてしのぶの事故の相手が浦切だと知った灰原は後悔と怒りでいたたまれない気持ちに苛まれるのだったが・・・。

【出演者】
灰原達之・・・中居正広
桑田澄男・・・小林 薫
山川しのぶ・・・瀬戸朝香

新山光雄・・・斎藤晴彦
泥沼亀之助・・梶原 善

末期近志・・・宇崎竜童
浦切穴男・・・國村 隼

金箔為吉・・・大杉 漣

栗尾英二・・・芦屋小雁
善本大三郎・・・花紀 京

落振尼子・・・いしだあゆみ

金子高利・・・緒形 拳
ほか

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