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TALK DIGEST

そんな池田さんが大活躍された、1985年の阪神タイガース優勝。
その裏側では、こんなことが…

池田:僕、日本一になったのは、プロに入った2年目だったんですけど。
1985年ですか。
浜田:はい。
池田:ベンチに、(当時の阪神タイガース監督)吉田義男さんがいらっしゃって。
浜田:はい、吉田監督ね。
池田:で、その優勝した年にですね、ある試合で、チームがギリギリの所で負けてたんですよ。
浜田:はいはい。
池田:で、試合の終盤に、吉田さんがバントのサインを出したんですけど、(選手が)バントを失敗して、チーム全体がシュンっとなるじゃないですか。
だいたい、そうゆう時って。
浜田:はい、なりますわな。
池田:で、ベンチの真ん中に、川藤さん(川藤幸三さん)がいらっしゃって「阪神は打って勝つチームやないか!誰や、サイン出したの!」
って怒るんですよ。
浜田:はい。
池田:みんな、やっぱ、「えっー!」って思うじゃないですか。
(サイン)出したの監督ですからね。
浜田:はい(笑)。
池田:でも、吉田監督が「川藤、ワイがサイン出したんや…」ってすまなそうに言うんですよ。
浜田:(笑)ハハハ!
池田:「えっー!! ウソぉっ」って監督が謝ってるんですよ!
浜田:(笑)ハハハ!
池田:でも、それで、ベンチのムードが変わるんです。
浜田:そりゃあ、みんな、笑うしね。
池田:はい、ベンチが明るくなって、ガンガン打って、結局、打ち勝つんですよ。
浜田:ほーう。
すごいな、それ!!
池田:僕がマウンド上がってたら、ピンチの時とか、(3塁手の)掛布さんが来るんですね。
浜田:はい。

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