津軽海峡
ミステリー航路4
--あらすじ--
深夜、瑞穂が寝ていると、玄関でドアが開く音がし、眼をさました。居間に行くと、市原が亡き妻の仏壇に線香をあげ、手を合わしていた。市原は眠れなくて、夜風に当っていたという。市原は娘に「母さんが亡くなってもう25年。父さんのことはもういい。これからは、自分の幸せだけを考えて、生きてほしい」としんみりと語りかける。
函館南署に市原が「兵藤社長を殺しました」と出頭してきた。瑞穂が一番好きな、函館の美しい街並みが見渡せる場所から、兵藤社長に函館を見てもらえば、ホテル開発を考え直してもらえると考えたというのだ。だが、兵藤社長に通用せず、口論になり、気がつくと、崖から突き落としていたと。崖を降り、兵藤が息をしていないのがわかり、怖くなり、逃げたという。
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