第45回
新春かくし芸大会
2008

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そしていよいよ本番の日を迎えた二人。
舞台は工場跡地。真冬の星降る夜の下に巨大な鉄の塊が不気味に浮かび上がる。40メートルも高さのあるサイロの上に立つ二人。ウエンツが銀色、小池が白のそれぞれメタリックなコートを羽織り、その下はアーミースタイルで決めるという精悍なスタイルが光に照らされて登場する。その姿はまるで、地球滅亡後に現れた救世主のよう。
もう逃げられない。
ウエンツ瑛士も「生きてきた中でこれから訪れる時間が一番過ごしたくない時間です。だからこそ何かその先に得るものがあると思います。そのためにがんばります」と恐怖心は取り除けないながらも目の前の難問に果敢に挑む意志は固まっていた。そんなウエンツを唯一支えることができるのは小池徹平。「二人で、ということは今までもありましたが、今回はプラス命もあずける、そこには徹平の手しかない、ということなので、やり遂げたときにはそこに、何かがあるはずです。今回は勇気の向こう側にあるものが必要になります。それをつかんでみたいです」とウエンツは言い切る。
そんなウエンツを見ながら小池も「ぼくがリードしてなんとか、瑛ちゃんの恐怖を捨てさせる、ここでさよならさせます! これからは逆に『高いところと言えばウエンツだ!』と言われるようにしてあげたいです」と自分のためだけでなく、ウエンツのためにがんばると小池は決意を語った。
そのコメント通り、収録中は終始ウエンツを励ます小池。「いい感じいい感じ! いいよ!」と声をかけ続ける。極寒の中、コートを脱ぎ捨てタンクトップ姿のアーミースタイルになる二人。寒くて当然だが、「寒さを吹き飛ばせ!」とウエンツをそして自分を励ます小池の姿が見られた。
ウエンツも小池の足を引っ張らないよう、そして二人で成功をつかむため必死に歯を食いしばる。
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