第45回
新春かくし芸大会
2008

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ウエンツは「先生がまじめになればなるほど危険なんだな、という感じがしてきます。簡単に言われていればそんなに大変じゃないのかと思えるのですが。本当にこまかくハーネスの付け方などいろいろと言われたので気を抜けない。一生懸命に教えてくれる方がいると一生懸命がんばろうという気にもなります。先生にせっかくここまで教えてもらって教え子がビビって飛ばなかったというのではいやですから、気持ちに変化はないですが、背負うものができたのでそういう部分でがんばれるかなと思います」と語っているように、次第に本番へ決意を固めつつあるようだ。指導にあたった倉田先生も「ウエンツさんは『怖い』と言いながらもやる時はパッと気持ちを切り替えるところがさすがプロですね」と感心する。
一方、小池徹平はウエンツよりも怖さはないものの、やはり練習を終えた時点では、「怖かったですけれど楽しかったです。今の段階ではそうですが、40メートルに立つとどうなるかわからないですね」と語っていた。そんな不安を抱えながらも、本番に立ち向かうためには、「いい具合に声をかけあって、『勇気と絆』というこの演目のテーマのように、コンビ愛を見せたいと思います」と語り、「高いところから安全の確認など、確かめること、声をかけることが大事だと思うので、本番でも声を出してやっていきたいです」と二人だから可能になる本番への対策を小池は元気よく教えてくれた。倉田先生も、「小池さんは全て一回で説明を理解され、上達が本当に早い。ウエンツさんが臆している分、小池さんは大丈夫、いける、と自信を持っているということで緊張感と自信の二つのバランスがうまく取れていると思います」と先生はウエンツの恐怖心は逆に成功に導くためには必要な要素であると語る。
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