優しい時間
-#1 雪虫-
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ちょうどそこに、朋子が勇吉の誕生日プレゼントを持ってくる。どうして朋子がマスターの誕生日を知っているのか、と訝るミミ(高橋史子)と梓。朋子が持ってきたのは、拓郎が勇吉の還暦祝いのために初めて作った、彩文のマグカップだった。が、朋子は、拓郎に口止めされていたこともあって、そのカップを作ったのは拓郎だとは言わなかった。
夕暮れ時、梓が「雪虫」が飛んでいるのを見つける。めぐみが「雪虫が飛ぶと10日以内に初雪が降る」と話していたことを思い出す勇吉。その時、懇意にしている病院から美子が緊急入院したという連絡が入る。慌てて病院に向かった勇吉は、美子がガンに冒されており、余命幾ばくもないことを教えられる。
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