東京タワー
-物語-
[2/6]
アパートに帰って、雅也が自分の部屋を開けようとすると、隣の部屋に大きなもやしの袋を持った怪しい男がいる。このアパートの住人、手塚修一郎(石黒賢)だ。手塚は、もやし袋を徳本寛人(高岡蒼甫)に渡し、代金はレオ・リー(チェン・ボーリン)が支払う。徳本とレオも同じく、アパートの住人。手塚も含め、どう見ても裕福ではなさそうな住人たちに、雅也は首をひねる。
大学の授業が軌道に乗り始めると、独学の雅也は学友たちの才能に圧倒される。そんな時、雅也とキャンパスを歩いていた鳴沢が佐々木まなみ(香椎由宇)を見つけて気軽に声をかけた。雅也はまなみと目を合わすことも出来ない。
[前へ|次へ]
△もどる
0.東京タワー TOP
(C)フジテレビジョン