1リットルの涙
-Special-
[Q]ドラマがきっかけで木藤亜也さんの「1リットルの涙」を手にとった方も多いようですので、まず本を出そうと思ったきっかけからお話いただけますか?
だけど、もう寝たきりで、何にも出来ない子がいまから何か探すなんてことは出来ないので、「確か日記を書いていたな」って思い出して、それを箱から引っ張り出して読んだんです。それで、「もうこれしかない」と。本当に、段々やることが出来なくなっていくわけです。例えば、歩けたのに這うようになって、座ったきりになって、寝たきりになって…。いままで出来たことが出来なくなる中で、"頑張ろう精神"というものを、どうやってこの子はつないでいたのかな、って思っていたんですけど、それが日記の中に出てきたんです。
自分を励ましながら生きてきた、その生き様が日記の中にあったときに、くじけそうな人、悩んでいる人に少しでも元気を与えることが出来たなら「人の役に立つことが出来たんだよ」って言ってあげられると思って…。それがきっかけですよね。
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