太郎と次郎
〜反省ザルとボクの夢〜
-スタッフインタビュー-

村崎太郎さん
┗後編

猿まわしという伝統芸を復興させて以来、もっと面白く、そして誰もやっていないことを、と日々猿と向き合ってきた太郎さん。前編に引き続き、猿まわし芸人、村崎太郎という人間にさらに迫ります。
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(芸人というのは)紙一重なんです。奇人ですよね。だから大変なんですよ。
このところ自分が葛藤しているのは、一社会人であり、芸の上では師匠であり、芸能の中ではひとつのポジションを得ている、というのがありながらも、奇人の部分がムクムクと出てきてしまうということ。今の自分にも問うています。自分は今どんな芸人になるべきかと。あんまり難しいこと考えちゃっても理論構築してしまっても、所詮それは賢い結論でしかない。
最近、どんなことがあっても大変な時でも平然と笑っている芸人さんでいたいと思っています。そうなるためにはどうすればいいのか。でもなかなかなれないんですよ。芸人が笑っていないとお客さんが不安になりますからね。笑ってないとそれが猿にも伝わるし。厳しい芸だな。だから楽しいんですよ!

Q.お弟子さんたちにはそういうお話をなさるんですか。
Q.今回坂口憲二さんがお猿さんと向き合っていますが、坂口さんはいかがですか。
Q.ドラマを通して視聴者の方々にどのようなことが伝わるといいと思われますか。
Q.長い間、猿まわしをやってこられた今、あらためて猿まわしでやってみたいことはありますか。
Q.これからやってみたいと思っていることはありますか。

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