今日は渋谷で6時
- スタッフインタビュー -
さて、話は現場での感想に戻ります。
えーと、あっそうだ。知らず知らずのうちですが、自分のシナリオが原因で大変な思いをスタッフのみなさんにもさせていることがわかりましたね。
書いた自分が言うのも何ですが、実際の撮影の都合とか手間なんて微塵も考えることなく書かれたシナリオなので、さぞ迷惑なことだったことと思います。
まず監督の石井さんに
「夜のロケは昼間の数倍時間がかかるんだ」
と言われまして……。
オール夜の物語ですいませんでした。
俺が書いたシナリオはタイトル通り"渋谷で6時"に物語が始まり、翌朝終わるというストーリー。つまりシチュエーション的には最悪ってことです。
知らなかったとはいえ、どんなにたいへんだったことか……。次回からは昼夜バランスのいいストーリーを考えようと思います……。
次の問題が、舞台が渋谷であること。どこかで聞いた表現ですが、渋谷はまさに眠らない街って感じの場所(このキャッチは新宿だったかな?)。どんな深夜でも人通りの絶えないあんな街での撮影は、そりゃあもう苦労が尽きなかったと思われます。
オール渋谷舞台ですいませんでした……。
こっちは考えれば誰でもわかりそうなことなので余計に申し訳ないなと。夕方6時くらいのハチ公前でロケなんて(実際はモヤイ像の前で撮影されました)どう考えても無理だろ! と、自分で自分に怒鳴りたくなります。ホントすいませんでした。次回は恐山あたりを舞台に考えようと思います。
と、まぁいろいろな反省点はありましたが、初めてのロケ現場というのは勉強になることが多く、率直に言ってなんかワクワクしました。
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