大奥
〜華の乱〜
-第七話-
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右衛門佐は、隠密裏に徳川御三家の水戸家ご老公・徳川光圀(大杉漣)を訪ね、政道の乱れを訴えた。光圀も綱吉の悪政に業を煮やしており、その裏には柳沢が隠然たる勢力を張り巡らせていることを明らかにする。光圀は言った。
そんな夜、綱吉は安子の部屋を訪ねてきた。長丸を偲びながらも「そなたとこうしていたいのじゃ」と腑抜けたこと言う。安子はピシャリとさえぎり、長丸の死の遠因は政治をおろそかにする綱吉にあると迫った。すると、綱吉は「そなたまで指図するか」と興奮し、昏倒してしまう。

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