メイちゃんの執事
*… 第2話(4/5) …*

あくる日、メイたちが食事をしていると、そこに太陽<ソーレ>ランクの由真(臼田あさ美)や聡美(ホラン千秋)たちがやってきた。新しい執事に給仕をさせるから食事に招待したい、とリカから伝言があったというのだ。仕組んだのは理人だった。案の定、剣人は、突然のことに満足に給仕をすることもできず、食事の席をめちゃめちゃにしてしまう。由真たちは怒り出し、リカを責めた。その危機を救ったのは青山だった。青山は、素早く汚れた食器などを片付けると、料理を用意した。が、太陽生たちは、デュエロの結果を無視してリカの執事のように振舞った青山を非難する。そこに割って入った理人は、剣人が弟であることを太陽生たちに告げると、未熟な剣人に代わって太陽生の世話をするようメイが青山に命じた、と言い出す。「私どもに免じて、どうかこの場はお収めください」。理人からそう言われた太陽生たちは、もはや引き下がるほかなかった。リカは、メイが自分を助けてくれたことに驚いていた。

理人は、青山に戻るよう命じた。その際、ふいに理人は「メイ様に仕えるならそのジャケットは不要だな」というと、食事用のナイフをつかんで青山のジャケットを切り裂いた。青山は、ズタズタになったジャケットから、リカのペンダントが入っているポケット部分を拾うと、彼女に手渡して謝った。そのときリカは、ポケットの中に手紙が入っていることに気づく。それはメイが書いたものだった。「青山が仕えるお嬢様は一人しかいないんだって。あんたも強情張ってないで、素直に返してっていいなさいよ、バーカ!東雲メイより」。それを読んだリカは、メイの前まで歩み寄ると、青山を返してほしい、と言って頭を下げた。メイは、執事はひとりで十分、といってリカの申し出を快諾した。その一部始終を見ていたローズは、メイとリカのために、緑と青のステラをひとつずつ用意するよう執事の桜庭(鈴木浩介)に命じた。

*BACK*NEXT*

もどる
0.メイちゃんの執事 TOP

(C)フジテレビジョン