わたしたちの教科書
━- イントロダクション -━
様々な思惑が渦巻くこの中学校に、ひとりの弁護士が現れます――。
この弁護士・積木珠子を演じるのが、同世代の若手女優の中でも、その群を抜く演技力が高く評価されている菅野美穂さんです。
「今回、菅野さんに演じていただくのは、"闘う女"です。比較的、ナチュラルな等身大の女性を演じることが多い菅野美穂さんに、敢えて"背伸びして生きる女"を演じてほしいと思いました」と語るのは、このドラマのプロデューサーである鈴木吉弘(フジテレビドラマ制作センター)。
「今回のドラマは"闘い"がテーマだと思っています。今の世の中、"闘い"が少ない。誰もが、闘うことで失うものの大きさ、あるいは、闘って得るものの小ささ、闘った結果に対する無力感を知ってしまっているからではないでしょうか。しかし、それでも挑んでいかなければ何も変わらない。このドラマの主人公は、ほぼ勝ち目がないとわかっている闘いに、"勝つために"ではなく"少しでも何かを変えるために"挑んでいきます。これまでに見たことのない、菅野さんの女優としての新たな顔に出会えるのではないかと思っています」(同プロデューサー)。
一方、赴任したての学校で、思わぬ出来事に遭い、自らの理想と現実、そして周囲の思惑との狭間で翻弄される教師・加地耕平を演じるのは、伊藤淳史さんです。教師という職業に理想と希望を持っている彼は、周囲の教師たちよりはピュアな存在として描かれますが、その理想ゆえに、現実の壁にぶつかったときには意外なほどもろい、という一面もあり…。
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