わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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耕平は、兼良陸(冨浦智嗣)に、いじめのことについて尋ねた。兼良は、明日香をいじめた犯人としてネットなどに名前を流されたことにいまもショックを受けているようだった。

その夜、珠子と戸板(大倉孝二)は、亜紀子を呼んで、尋問の練習をする。そのとき戸板は、喜里丘中学校に脅迫状が届いたこと、そしていじめ調査の過程で、ゴミ箱から「カスコ」と書かれたノートの切れ端を見つけたことを珠子に報告する。

雨木がひどく疲れたようすで帰宅すると、ちょうど音也が出かけようとしていた。昔の友人から、仕事を紹介してもらうのだという。「行ってきます、お母さん」という思いがけない音也の言葉に喜ぶ雨木。音也が出かけた後、雨木は、ゴミ箱に入れられていたビニール袋に気づく。その中には、血が付着したTシャツが入っていた。雨木は、流し台でそのTシャツを必死に洗った。

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