わたしたちの教科書
━- ストーリー -━
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法廷を出た珠子の前にやってきたのは変装した加寿子だった。加寿子は、耕平を痛い目にあわせる方法を知っている、というと、ラブホテルの前で盗撮した、自分と耕平の写真を取り出した。それが加寿子の自作自演であることを見抜いた珠子は、何故こういうことをするのか、と問いかけた。加寿子は何も言わなかったが、珠子は彼女の不可解な行動に不審を抱いていた。
そんな折、喜里丘中学校に一通の手紙が届く。そこには、同校にはいじめがあり、教師全員がテレビで謝罪しなければ2人目の自殺者が出る、と書かれており、以前、耕平たちが消した、校舎裏の陰湿な落書きの写真も添えられていた。雨木は、手紙を出したのが校内の誰かであることは間違いないと判断し、いじめの調査が必要だと耕平と早紀に告げる。耕平は、その言葉に納得がいかず、もしいじめがあったら自分が責任をとる、と答える。
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