硫黄島 戦場の郵便配達
あらすじ
そしてついに昭和20年2月9日、硫黄島への緊急物資輸送が命じられる。そのわずか一ヶ月前、親友の上野(伊崎充則)が硫黄島を目指したものの、結局戻ってはこなかった。
根本は、一式陸攻の機長として、山田(小野賢章)、橘(山根和馬)、田畑(高橋努)、佐藤(福井博章)の4名とともに、硫黄島を目指すことに…。
一方、緊急物資輸送の知らせは、無線で硫黄島へも伝えられ、家族からの手紙を待ちわびていた兵士たちの間に一気に広がった。赤田も松本も、家族に向けた手紙をしたためていた。村上は、次々と運ばれてくる手紙を、一枚一枚黙々と検閲した。そこにやってきた市丸は、今度の便が最後になるかもしれない、と村上に告げると、懐から一通の手紙を取り出す。それは家族にあてた手紙だった。
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