イノセント・ラヴ
-Story-
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あくる日、美月は、昴のもとを訪ねる。美月は、殉也が聖花を施設に預けた理由が理解できず、昴から話を聞こうと思ったのだ。そこに聖花がいると知った美月は、事情を話そうとはしない昴に、自分にも知る権利はある、と迫った。

佳音がパブレストランのアルバイトを終えて家に戻ると、殉也は、ピアノの前で作曲に熱中していた。しばらくすると、殉也は、佳音が聴いたことがないメロディーを弾き始めた。それは、殉也が佳音のことを思いながら書いた曲だった。殉也は、佳音に支えられていたことに気づいたのだという。佳音は、涙ぐみながら、もう一度弾いてほしい、と殉也に頼んだ。

あくる朝、殉也は、封筒に入った金を佳音に渡し、耀司(福士誠治)のために使ってほしい、と告げる。前に進むことを決意したという殉也は、ひとつひとつ問題を解決していこう、と佳音に提案した。そして殉也は、もうひとつお願いがある、と切り出し、どこにも行かないでずっとここにいてほしい、と佳音に頼み…。

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