イノセント・ラヴ
-Story-
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一方、殉也の家を訪れた美月は、佳音が一緒に住んでいることを知って驚く。美月は、聖花のことは嫌いだったが、いまの殉也を見ていると、彼女がいなくなったことを素直に喜べない、と佳音に話す。そこに殉也が戻ってくる。すると美月は、殉也が佳音と一緒にいることを聖花は嫌がっていたのではないか、などと言い放って帰っていく。殉也は、美月の言葉を気にする必要はない、と佳音に声をかける。しかし佳音は、聖花もいないのにこれ以上甘えるわけにはいかないから、アパートが見つかり次第出ていく、と殉也に告げる。殉也は、そんな佳音を引き止めることができなかった。

別の日、佳音は、昴に会いにいく。聖花は元気そうだった。昴は、これから先も聖花の面倒を見る覚悟を決めていた。昴は、殉也の幸せのためだと思えば頑張れる、と佳音に打ち明けると、殉也のためにはこれが一番良い、と続けた。

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