『花いくさ』
…あらすじ…
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しかしそんな時、峰子は店の廊下で運命的な出会いをする。それは当時映画界のニューフェイスとして注目されていた俳優・高宮誠一郎(仲村トオル)だった。すれ違っただけだが、しょげていた峰子を和ませてくれたかのような高宮のおどけたしぐさに峰子は癒され、同時にそんなスターももてなす祇園という街で舞妓をやっていることに誇りを感じるのだった。

一方、相変わらずわがままで奔放な紗江子のことを梅千代は一切コントロールすることができず、紗江子は十五になる息子・弘樹(椿直)を男子禁制の置屋に住まわせ始め、御法度とされる人の客を横取り、その上峰子に手引きをさせて、客と遊びに行ってしまう。客を取られたよし乃は峰子を呼びつけ、紗江子の行方を詰問、ひどいいじめをしたのだ。

それを知ったあや子は、ついに「岩崎」に乗り込み、紗江子と対峙。その素行をなじり始めると、そんなあや子に対し、芸妓としてストイックに生きすぎて男に縁がないと口汚くののしる紗江子。

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