『花いくさ』
…あらすじ…
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と、次の瞬間、いきなりあや子の平手が紗江子の頬に飛んだ。それから先は、誰も止めることのできない激しい取っ組みあいとなった。梅千代も峰子もだだハラハラと、その様子を見守るしかない…。

そして紗江子は、「あんたが峰子を可愛がるのは勝手や。けどな、この子の躾までとやかくいわれる筋合いはない。なんせこの子はな…」と、梅千代の必死の制止も聞かず、自分と峰子の秘密の関係を明かしてしまう…。

みるみるこわばる峰子の表情…。大きなショックを受ける峰子。しかし同時に、自分は男に溺れたりしない、芸を極めて絶対に祇園一の芸妓になる!と決意を新たにするのだった。

21歳の秋、峰子は舞妓から芸妓へ生まれ変わった。
そして、高宮誠一郎と再会したのは、廊下ですれ違ったあの日から6年たった頃だった…。

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