不機嫌なジーン
-ストーリー-

第3話(1月31日放送)

蒼井仁子(竹内結子)がアパートでテントウムシの観察をしていると白石健一(黄川田将也)から電話が入る。仕事帰りに近くを通りかかったのでアパートに寄ると言うのだ。健一の来訪が嬉しい仁子は慌てて部屋の片づけを始めた。
その頃、南原孝史(内野聖陽)は研究所で神宮寺潤(小林聡美)と話していた。南原は水槽を泳ぐオスの魚に自分の名を付けたという。必死であっちこっちのメスを追いかけるが、結局どのメスも捕まえられない…まるで、自分のようだと悲観的な南原。

柳川美幸(山田優)が南原あてに届いたFAXを届けて帰ると、神宮寺は男女関係を数学で考えてみたと説明しようとする。すると、南原が遮った。FAXには、クリップでメモが留められていた。メモには"大好きです。今度誘って下さい"と書かれ、柳川の携帯番号も添えられている。先ほどの悲観的な言葉と裏腹に自信を取り戻す南原。神宮寺は、またしても手近な女に手を出す気かと釘を刺し、「あなたは女を幸せに出来るタイプではない」とズバリ。南原は反論せず、元妻、北小路玲子(高岡早紀)から再婚すると電話があったとタメ息交じりで語った。

仁子の部屋に健一が来た。健一は、実験中の仁子に差し入れだとコーヒーを渡す。「飲んだらすぐに帰る」と言う健一に、少し残念そうな仁子。健一は部屋にあった日本地図に気付き、「地図に書かれた印は何か」と尋ねてきた。印の場所は、仁子が南原に連れて行かれた干潟。

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