不機嫌なジーン
-ストーリー-

第11話(3月28日放送)

蒼井仁子(竹内結子)は、勝田隼人(オダギリジョー)たちが行った干拓事業反対の陳情に同行して負傷。仁子は、運び込まれた病院に駆けつけた南原孝史(内野聖陽)にプロポーズされた。
それから10日間の仁子を神宮寺潤(小林聡美)が、白石健一(黄川田将也)と阿部啓太(岡田義徳)に話している。退院早々、山本光事務長(陣内孝則)に呼び出された仁子は大学を辞めた。陳情時に、農林水産大臣に放った仁子の言葉と行動にクレームが来たのだ。そして、現在は山本からもらった研究の未消化部分を補いに山に入っている。南原との結婚を考えながら…。

その時、神宮寺の傍らで寝ていた勝田が目を覚ました。阿部が、仁子は南原に任せておけば良いと言うと、勝田は異を唱える。勝田は、南原は自分が仁子に追い越されるのが怖くてプロポーズしたのではないかと言うのだ。健一や阿部も勝田の考えに同調する。だが、健一たちは仁子の幸せを願っているが、勝田は違った。仁子が自分のものにならないなら潰してやりたいとこぼす。

とある喫茶店で、南原は自分の心が遺伝子的に解明できないと仁子に告げる。そして、生命には仁子の言う通り、遺伝子的に説明できない何かがある…のかもしれないと言いながら、南原は仁子に婚約指輪を渡した。嬉しいことが続くと喜ぶ仁子に、南原はこれからもきっと続くと微笑む。
数日後、仁子は吉田佳(もたいまさこ)に、続けていたレポートの不足分を山本に渡して欲しいと持って行く。仁子がまだ南原と暮らしておらず、仕事も無いことを知った吉田は、民間の生物研究所を紹介したいと切り出した。

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