ガリレオ
- No.010 -
[4/7]
湯川が事件の検証を諦めるつもりがないことを知った栗林は、龍仁湖に向かい、情報を収集して戻ってくる。村瀬(林剛史)ら湯川ゼミの学生たちも、栗林が持ってきた情報の整理を手伝い始めた。
湯川は、龍仁湖で起きた爆発事故は、何らかのアルカリ金属と水の反応によるものだとにらんでいた。しかし、爆発の規模から考えて、未知の金属である可能性が考えられた。そのとき、草薙から連絡が入り、龍仁湖で爆死した梅里(升毅)が武器商人だったという情報が入る。梅里と藤川の写真を見ていた湯川は、木島の言葉を思い出し、事件の構造を考え直す。ふたつの事件の容疑をかけられた木島は、「君のレポートは根本から書き直したほうがいい」と湯川に言ったのだ。湯川は、梅里を殺したのは藤川ではないか、と考え、もう一度、ふたりの写真を見た。そこで湯川は、藤川の机に「SUPER NaK」というファイルがあることに気づく。SUPER NaKとは、まだ開発途中だったが、核反応の冷却に使うナトリウム合金だった。湯川は、藤川にできて自分たちにできないはずはない、と、学生たちにその開発と実証を行うことを告げた。
[前へ|次へ]
△もどる
0.ガリレオ TOP
(C)フジテレビジョン