ガリレオ
- No.010 -
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一方、桜子(真矢みき)のアドバイスで、科捜研の音響研究所に藤川が残した留守番電話の音声を調べてもらっていた薫は、問題の音声が、藤川の声をサンプリングして作り上げたものであることを掴む。薫からその報告を受けた草薙は、捜査をやり直すことになったと彼女に告げると、今夜は休むよう指示した。
薫が帰宅しようとすると、湯川から電話が入った。話したいことがあるから研究室に来て欲しい、と薫に告げる湯川。薫は、戸惑いながらも、それに同意した。

SUPER NaKの開発に成功し、爆発実験も終えた湯川が研究室に戻ると、そこに木島の姿があった。湯川は、梅里が自分たちの会社に送り込まれた武器商人であることを知った藤川が彼を殺害したこと、その手段としてSUPER NaKを使用したこと、そして刺し違える覚悟で木島邸を訪ね、逆に射殺されたと思われることを木島に告げた。さらに、アリバイ工作のために、京子が藤川になりすましてバイクに乗ったこと、留守番電話の声を偽造したこと、そして木島が京子に罪を着せて射殺したことにも言及する湯川。木島は、そんな湯川をほめながらも、ひとつだけ間違えていると言い出す。京子は、木島の研究を守るために、自ら死を選んだというのだ。

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