ガリレオ
- No.003 -
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署に戻った薫は、前科者リストから、昌明と一緒にいた男を割り出そうとする。と、同時に、昌明の周辺の聞き込み捜査を開始する薫。どうやら昌明は、多額の借金をして、取り立て屋に追われていたようだった。
そんな中、薫は、前科者リストの中に、昌明と一緒にヒデの家に住んでいた男・近藤(曽根悠多)を発見する。

あくる日、湯川と薫は、ヒデの家を訪れた。しばらくすると、昌明と近藤が外出した。栗林(渡辺いっけい)に、信用金庫の職員を名乗ってもらい、ヒデの遺産を預かっていると電話してもらったのだ。
湯川たちがヒデの家に入ると、そこには昌明の妻・理枝(出口結実子)と、近藤の女と思われる晴美(奈良崎まどか)がいた。晴美が、薫たちを怒鳴り散らしていると、突然、家が大きく揺れ始めた。薫に命じられるまま、外に飛び出す晴美たち。揺れが収まると、湯川は、バッグの中から工具を取り出し、畳とその下の床板を取りはずした。するとそこは、真新しいコンクリートで固められていた。

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