佐賀の
がばいばあちゃん
あらすじ

佐賀の田舎で楽しく暮らす昭広だが、やはり母親に会いたい気持ちは抑えきれない。運動会を見に来てくれるよう母の秀子に手紙で頼むが、仕事で来ることができない。運動会のお昼休み。家族に囲まれてお弁当を広げる友人をよそ目に、昭広が教室で一人、日の丸弁当を食べている。すると、北村先生(小日向文世)が教室に入ってきた。腹が痛いという先生はウィンナーやエビフライの入った豪華弁当と昭広の弁当を取り替えてくれた。昭広は素直に喜ぶ。昭広は毎年、運動会の日には先生の弁当と自分の弁当を取り替えてもらうことになる。
泥棒におにぎりを食べさせてあげるなど他人に優しいおさのだが、昭広が剣道を習いたいというと「防具を買うのにお金がかかるなら、やめときんしゃい」と言う。スポーツをやりたいなら「走りんしゃい」と言う。道具もいらないし、走る地面はタダだからだ。
運動は得意だが、昭広は勉強はできない。通信簿は1と2ばかりだ。だが、おさのは「1と2ばかりでも、足したら5になる」と意に介さない。世の中には教科書が2冊あり、1冊は学校の教科書で、あと1冊は社会に出てからの教科書だというのだ。

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