佐賀の
がばいばあちゃん
あらすじ

おさのは貧乏だが、節約の天才だった。おさのは腰に磁石のついたひもをつけて道を歩く。釘や鉄屑を拾い、屑屋に売るのだ。「世の中、拾うものはあっても捨てるものはなかと」と笑う。おかずは裏の川で調達する。川上の市場から、形の悪い野菜が捨てられて流されてくるのだ。川に渡してある棒に大根やきゅうりがひっかかる。おさのは「ここは我が家のスーパーマーケットばい」と胸を張る。
転校した小学校のクラスで、昭広はクラスメートから「お前んちはがばい貧乏や!」とからかわれる。家に帰った昭広はおさのに「うちって貧乏なんか?」と聞く。すると、おさのは「安心せい、うちは昨日今日、貧乏になったわけじゃなか。先祖代々貧乏やから。ばあちゃんで八代目、お前つぐか?」と平然としている。

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