佐賀の
がばいばあちゃん
あらすじ
佐賀の田舎。喜佐子おばさんと夜道を歩いていくと、昭広の目に古い家が飛び込んできた。喜佐子が扉を開けて入っていくと、奥から、おさの(泉ピン子)がぬっと顔を出した。おさのはいきなり昭広を台所に連れて行く。明日から、かまどでご飯を炊くのが昭広の仕事となった。佐賀大学の校内の掃除を早朝からするのがおさのの仕事だ。「そしたら寝るぞ、明日も早かけん」とおさのは布団を敷く。眠れない昭広は布団の中で声を押し殺して泣く。
翌朝、目を覚ますと、すでにおさのは仕事に出かけていない。前日、おさのに命じられたとおり、昭広は顔をすすで真っ黒にしながら、かまどでご飯を炊く。しかし、蓋を開けてみると、真っ黒にこげていた。
母親のいる広島に帰ろうと荷物を背負い、昭広は線路をとぼとぼと歩くが、警察官に捕まり、おさのの家に連れて帰られる。おさのは、かまどの中の焦げた米を見て「おこげはおじやにしたら食べられる」とおじやを作り始める。
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