不信のとき
-Story-
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さらにﾏﾁ子は､結婚はあきらめたが子どもだけは欲しかった､だから世間体を気にせずに産んでもいいと言ってくれる人を待ち続けていた､その相手が義雄だったと道子に告げる｡それを聞いた道子は､誰でも良かったということか?義雄を愛してはいないのか?と尋ねる｡ﾏﾁ子は法子の父親としては愛していると答え､だから道子に子どもができたと知った時には嫉妬したと本音を明かす｡が､それでも義雄は変わらずに法子や自分のことを可愛がってくれている､なんなら二人目も産もうかと考えたくらいだと皮肉も付け足す｡
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