不信のとき
-Story-
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そして、マチ子は父親の借金を返すため、幼い弟を育てるため、自分が生活していくために仕方なく選んだ仕事なのに、水商売の女を本気で相手にしてくれる男などいなかった、結婚を諦めざるを得なかったのだ、と言って涙を流した。
そんなマチ子の言葉を聞いて、道子も反論。自分は何年間も子どもができずに姑から責められ、夫には浮気され、外に子どもまで作られたのだと言う。それでも、夫を振り向かせようと必死だった自分も、やはりみじめだ、結婚してるからって幸せとは限らないのだ、とやはり涙を流した。
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