不信のとき
-Story-
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そして、義雄がトイレに行った隙に、マチ子は彼の財布から運転免許証を抜き出し、そこに書かれた自宅の住所をメモ用紙に書き写した。
やがて、道子のもとを訪ねた朋子は、自宅でも書道教室を始めた嫁を責めるどころか褒め称える。そして朋子はしばらくの沈黙の末、金を貸してもらえないかと道子に告げた。
マチ子はブティックを開く資金の相談で銀行へ。だが、原宿や青山に開店するには1億円以上は必要だと言われてしまう。一方、道子は近藤から、税金対策のために有限会社を立ち上げてはどうかと提案された。近藤は食事でもしながら話そうと言い、道子もその言葉にうなづく。
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