不信のとき
-Story-
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やがて、道子はかつて父の弟子であり、現在は有名人気書道家となっている近藤慶(小泉孝太郎)の書道展を訪れる。そこには偶然、和子も来ていた。道子は近藤に、義雄から頼まれた仕事のことでアドバイスを受けようとする。近藤から思いを告げられた道子がその場を立ち去ろうとすると、家庭に閉じこもらずに、せめて書道だけは続けてほしいと告げられた。 そんなある日、道子は子どもを連れた千鶴子と偶然、再会。義雄の子どもだと言われた道子は驚く。道子が証拠はあるのかと追及すると、千鶴子は産めば分かると言い放った。産んだ女にしか分からないことだと言われ道子はショックを受ける。
帰宅した道子は夕食の準備をしながら、涙がこみ上げてしまう。そこへ、和子がやってきた。何があったのかは聞かないと言う和子は、自分が流産したことがあり、それが原因で離婚したことを告白。道子も自分はなかなか子どもができない、つまり不妊症で悩んでいるのだと話す。

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