不信のとき
-Story-
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店を終えたマチ子は、義雄と一緒にタクシーで帰宅。マチ子が一人で暮らすマンションは、義雄の家と一駅違いだった。その車内でマチ子が義雄のスーツに缶コーヒーをこぼしてしまう。すぐにきれいにした方がいいと言うマチ子は、義雄を自分の部屋に招いた。そして、マチ子から誘われた義雄はベッドをともにする。
翌朝、義雄は道子が書いた書を見つけた。道子は有名な書道家の娘であり、師範の免状も持っているという経歴の持ち主だった。それを見た義雄は道子に、酒のラベルに字を書いてくれないかという仕事を持ちかける。道子もその申し出を喜んで、引き受けた。そんな道子に、姑の朋子(江波杏子)は、仕事もいいが、早く子どもを産んで欲しいと言う。

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