鹿男あをによし
ストーリー
《9/11》
座席に腰を下ろした小川は、堀田から渡された紙を見る。それは、小川が作った理科の小テストで、堀田イトと書かれた答案用紙には、0点とある。裏返すと、そこには堀田からのメッセージがあった。「先生へ…」という書き出しの手紙には、顔を元に戻してもらったのに怒ってしまったことへの謝罪と、先日、藤原から呼び出され、信じられないことを教えられたと書かれていた。藤原が鹿から聞き出したらしい"信じられないこと"とは、小川の顔を元に戻す方法で、唯一、鹿の"使い番"である堀田だけができるのだという。だから、これから鹿が小川に付けた印を消しに行こうと思う。それは初めてのことだけれど、先生なら、まぁいいかなと思います、と綴られていた。
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