鹿男あをによし
ストーリー
《3/6》
藤原は、それが京都女学館の長岡美栄(柴本幸)だと断言。長岡に会って、正体を確かめようと意気込むが、小川は賛同しない。その夜、小川が下宿に戻ると下宿の小料理屋に長岡がいた。飲みに来たという長岡を歓待しつつも、小川は、狐の"使い番"は長岡しかいないと言う藤原の言葉を思い出していた。長岡の正体を確かめなければと思うが、しかし何も切り出せない。そんなとき、福原重久(佐々木蔵之介)の陶芸の個展が"ならまち"で開かれると聞き、小川と長岡は一緒に行く約束をする。長岡が帰り支度をはじめた頃、大和杯の打ち上げに行っていた藤原が帰ってくる。
長岡が帰ったあと、藤原は長岡がこれほど頻繁に小川を訪ねてくるのは怪しいと不信感を露わにする。小川はそれに同調しつつ、誰にも言うなと念押しすると、長岡は間違いなく自分に好意を持っていると言い出す。そんな小川に藤原は、冷静に今の状況を繰り返し説明するが、小川は自分に日本を救えるはずなどないと苛立ったように言い捨てる。
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