鹿男あをによし
ストーリー
《3/6》

翌早朝、奈良公園で鹿に話しかけている小川を見て不安になった藤原は、気分転換をしようと小川を飛鳥地区の観光に誘う。またもや、小川は藤原に引っ張られるようにして、高松塚古墳、石舞台古墳、黒塚古墳など歴史的な名所を見て回る。ぼんやり見るばかりの小川に対して、藤原は嬉しそうにあれこれ解説を加える。なかでも、それまで九州にあったとされる"邪馬台国"が、最近の発掘資料から奈良にあった可能性が出てきたことについては、一層熱が入る。また、考古学界で一目置かれている教頭・小治田史明(児玉清)が、"邪馬台国"の奈良説を立証するために、30年近くも発掘や研究に取り組んでいるということも感心したように話す。

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