悪魔の手毬唄
~金田一耕助、ふたたび~

12月21日(土)よる9時15分

イントロダクション

フジテレビでは今年12月、横溝正史原作、加藤シゲアキ主演のスペシャルドラマ『悪魔の手毬(まり)唄』を放送することが決定し、加藤演じる金田一耕助が霧の広がる暗がりを真剣なまなざしで駆け抜ける特別PR映像が地上波で初公開された。
数々の推理小説を世に送り出し、日本探偵小説史をけん引し続けたホラーミステリー小説界の巨匠、横溝が生んだ作品の中でも特に『金田一耕助』シリーズは“本格ミステリーのバイブル”として圧倒的人気を博し、昭和、平成と時代を越えて幾度となく映像化されてきた不朽の名作群。
これまで、主人公の金田一耕助を石坂浩二、渥美清、古谷一行などそうそうたる名俳優たちがドラマや映画で演じてきたが、昨年のクリスマスイブに放送されたスペシャルドラマ『犬神家の一族』では、“平成最後の金田一耕助”を加藤シゲアキが迫真の演技を見せ、世帯平均視聴率11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークし話題を呼んだ。

そしてこのたび、昨年と同じスタッフ陣が加藤のもとに再び集結。
「去年より圧倒的に怖い」と加藤本人も恐れ、横溝自身が傑作と語った『悪魔の手毬(まり)唄』は、血で血を洗う女同士のドロドロな戦いを描くホラー作品。
年の瀬の寒い季節に追い打ちをかける、身も震える戦慄の第2弾が幕を開ける・・・。
一見だらしない身だしなみではあるが、柔らかい物腰とチャーミングな笑顔で周囲の人を魅了し、圧倒的な洞察力と明晰な頭脳を武器に難事件を解決に導く希代の名探偵を再び演じる加藤は、「二度目の金田一耕助を演じさせていただけること、大変光栄に思います。我ながら“奴”が帰ってくると興奮し、作品への期待が一層強まって、すでに絶対に面白くなると確信しております」とコメント。さらに、「この手毬(まり)唄を聴けば、鳥肌立つこと間違いなしです」と怨念渦巻く恐怖を約束する。
クリスマスシーズンで活気に沸く日本列島に、クリスマスソングに代わる恐怖の手毬(まり)唄が響き渡る。

そして、前作『犬神家の一族』で警察署署長、橘重蔵役を演じた演技派俳優、生瀬勝久の出演も決定!金田一耕助シリーズに二作連続で出演を果たす生瀬は「事件の解明に関しては足を引っ張るかと思いますが、生瀬勝久としては、精一杯、脇で、作品を引っ張る所存です!」と意気込みのメッセージを寄せる。

公式ツイッターは『犬神家の一族』から『悪魔の手毬(まり)唄』に切り替わり、オフィシャルサイトも開設。
特別PR映像は引き続き掲載される予定だ。
昭和、平成を越え、加藤演じる15代目の金田一耕助が、令和の冬にどんな名推理を見せてくれるのかぜひとも注目いただきたい。

加藤シゲアキ コメント

「昨年に続き、二度目の金田一耕助を演じさせていただけること、大変光栄に思います。先日特別PR映像の撮影でおよそ9カ月ぶりに役衣装に袖を通したのですが、その途端、まるで昨日のことのように昨年の撮影が思い出され、自分でも驚くほどすんなりと金田一耕助に入り込むことができました。前回と同じチームで撮影に臨むこともあり、その姿を見たスタッフから“おぉ”と感激の声が漏れたのも印象的でした。よれよれのチューリップハットから溢れる不潔な長髪、破れた袴、下駄の音。我ながら“奴”が帰ってくると興奮し、作品への期待が一層強まって、すでに絶対に面白くなると確信しております。『犬神家の一族』の次は『悪魔の手毬(まり)唄』。今作も奇怪な殺人事件が次々に起こり、その深い謎に金田一が迫ります。『悪魔の手毬(まり)唄』ははっきり言って前作以上にすさまじいです。この物語を知っている人も知らない人も、この手毬(まり)唄を聴けば、鳥肌立つこと間違いなしです。寒さに震える夜に、怨念渦巻く恐怖のミステリーを今年もどうぞ」

生瀬勝久 コメント

「また、お声をかけていただけたのは、光栄の至りです!事件の解明に関しては足を引っ張るかと思いますが、生瀬勝久としては、精一杯、脇で、作品を引っ張る所存です!」

プロデュース 金城綾香(フジテレビ第一制作室) コメント

「また、今年もこの季節がやってまいりました。昭和初期のおどろおどろしい作品ですが、どんな世代の方が見ても、色あせない戦慄が走る傑作です。きっと去年ご覧いただいた方の期待を裏切らない恐怖をお届けできると思います!去年ご覧になっていない方は、今年こそお見逃しなく!“金田一を見なければ、年を越せない…”。そんな風に視聴者のみなさんに思っていただければと思っております!」