9月15日 葛飾区立本田小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2020年10月9日更新分]
フジテレビ 宮司愛海アナウンサーのリポート
今回伺ったのは葛飾区にある、本田小学校。
実は私、『あなせん』は初登板!
「どっこくん」の出前授業で幼稚園に伺ったことは何度もあるのですが、小学生のみなさんを相手に先生をするのは初めてでした。
「私のことなんて誰もわからないのでは...」
「授業を楽しんでもらえないのでは...」
不安いっぱいで校庭に足を踏み入れると…そこに待っていたのは「こんにちはー!」と大きな声で挨拶をしてくれる小学生たち。純粋な目をして、笑顔で声をかけてくれる子どもたちを見て、一気に不安な気持ちはどこかへ飛んでいきました。
さて、今回の授業は、3年生の2クラスということで、教室ではなく体育館で、距離をとって行う形に。私がどうしても授業の最初に伝えたかったのは、「何かわからないことや知りたいことがあればいつでも手を挙げて聞くこと」と「誰かが前に出て発表した時やいいなと思った意見に対してはリアクションをすること」という、ふたつの約束。
積極的に授業に参加してほしい、という思いで伝えた約束……子どもたちはしっかりと受け止めてくれ、生き生きした表情で授業を受けてくれる様子に、これ以上なくうれしい気持ちになりました。
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授業が終わった後、先生から「いつもは音読で早口になってしまう子が、みんなの前に出て堂々と落ち着いて話す姿に驚いた」というお話を伺い、これまたうれしい気持ちに。何か子どもたちの心に残ったことがひとつでもあればいいな、と思いながら学校を後にしたのでした。
こうした授業をきっかけに、「話をすることが楽しい!」「もっと人と話したい!」という気持ちを子どもたちがもてる社会を、微力ながら作っていきたいと思っています。
ぜひ、ご興味のある学校の先生方、ご連絡をお待ちしております!
文:宮司愛海(フジテレビ アナウンサー)