11月30日 品川区三木小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2017年12月19日更新分]
フジテレビ 福原直英アナウンサーのリポート
私にとっては数年ぶりの『あなせん』
大変キンチョーの心持ちでうかがったのは、
品川区立三木小学校です。
こう書いて「みつぎ」と読みます。
門をくぐるといきなり対面は、二宮金次郎!
個人的にはかなり久しぶりの対面(笑)
台座には昭和30年に寄贈とありました。
像そのものがすでに還暦を過ぎています。
さて、校舎からは元気な子どもたちの声が聞こえてきました。
今回の授業は4年生2クラスの53人です。
この学校では1組2組…という呼び方はしません。
「海」と「空」!これです。
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この日の上空はどんよりしていましたが、この字を見ると気分も「スカッとジャパン」になってきます。
誰かが黒板に歓迎の文字を記してくれました。(^_^)
まずは自己紹介。
盛り上がるのは仕事紹介の写真あれこれ。
「めざましテレビ」は効果絶大、
一方「武豊TV!Ⅱ」は…当然ですよね。
(※馬券は未成年は買えません)
今日のテーマは、スピーチ。
そのツボ、いろいろあります。
まず姿勢を正して 「あ・い・う・え・お」。
元気いい!ハンドメイドのボリューム計もいきなり高い数値をマークしました!
その声を使って、どうスピーチすべきか。CSRメンバーを例にやってみましょう。
テーマは、「好きなおやつ」と聞いていき、それらをまとめて発表してみます。
声の大きさ、スピード、身ぶりや目線。どうだった?
今度はみんなの番。隣の人を取材してみよう!
ここで45分、ふたコマの半分が終了で5分の休み時間ではありますが、席を立つ子は少ない。
聞くテーマ、それが決まったら質問コーナーへと、
それぞれ向かいあって和気あいあいながら真剣さが伝わってきます。
質問する人、答える人を交替してさらに取材はすすみ、仕上げの時間は5分間だけ。
さあ、発表できる人は?
いきなりはどうかな…なんて心配は杞憂でした。
何人もの手があがります。
トップバッター、手元のメモから視線を上げ堂々とした話っぷり。
終わって「ごめん、もっと下手だと思ってた」素直にお詫びしました。だってホントに上手だったから!
続く子どもたちも、まあしっかりした話ぶり。聞く側だって、興味を持ち耳を傾けているのがハッキリわかります。しっかり聞いてもらえるスピーチに、自信を持った子。スピーチを聞きながら、 自分が話す時はこうすればいいのかと得心した子。
私がしたのは、ちょっとしたアドバイスに過ぎません。
上手に応用して成功させたのは、彼ら自身です。
どんな場面でも大切なコミュニケーション力を成長の過程で養うことは非常に大きな意味を持つはずです。子どもたちを前に自分も改めて伝えることの大切さを学ぶことができました。
文:福原直英(フジテレビ アナウンサー)