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2016年度 社会のためにトピックス

6月29日 「ずっとおうえんプロジェクト」×「あなせん」特別講座 福島県立ふたば未来学園高等学校

[2016年8月2日更新分]

【2016年6月29日】【今回の先生:西山喜久恵アナウンサー・福島テレビ 松永安奈アナウンサー / 佐々木恭子アナウンサー・福島テレビ 豊嶋啓亮アナウンサー】【特別講座】【福島県立ふたば未来学園高等学校 1年生インタビュー講座】

あなせん日記

フジテレビ 西山喜久恵アナウンサーのリポート


およそ2年ぶりのCSR活動!
しかも、我がアナウンス室の研修の講師としてお世話になっている平田オリザさんからの依頼とあって、佐々木アナと張り切ってふたば未来学園へ向かいました。
(佐々木アナと私はオリザさんの熱烈な門下生!)

オリザさんは、「ふたばの教育復興応援団」の一人で、演劇を通じて多様な価値観を受け入れる事を目的に「産業社会と人間」という授業を受け持っていらっしゃいます。

1年生の生徒が6,7人のグループになり、地域の公共機関や病院・企業などを訪問し、現在も解決していない課題や問題点をインタビューする。そのインタビューを元に演劇を作っていくという半年に及ぶ壮大なテーマの授業です。「多様な価値観を多様なまま理解する力」をつけることを狙いとしています。演劇を作っていく上で、核となるのが「インタビュー」。テーマがテーマだけに深いところまで粘って聞く必要があります。
そこで白羽の矢が立ったのが、私たちでした。


オリザさんからの依頼を受け、改めて佐々木アナと「インタビューとは?」と掘り下げてみました。すると、「相手あってのもの」「相手の貴重な時間を頂いている」「これだけは聞きたい!勝負質問を作る」「インタビュー前の挨拶が勝負!」等々、大切なポイントを再確認できました。「私たちの経験から少しでも役に立つことが出来れば!」という熱い思いと福島テレビの豊嶋アナ、松永アナの協力のお蔭で当日の指導もスムーズに進行できました。

今頃、素敵な演劇に繋がっているといいのですが…。

熱血指導を終え控室に戻って休んでいると、素敵な差し入れが届きました。スペシャリスト系列の生徒さんが当日の朝作った「手作りパン」です。私は、クリームパンを頂きました。酵母の香りがほんのりと残り、生地も柔らかく美味しかったです。形や大きさはかなり違っていましたが、味はどれも美味しい!多様な価値観を多様なまま理解するヒントを頂いたような気がしました。

文:西山喜久恵(フジテレビ アナウンサー)

福島テレビ 松永安奈アナウンサーのリポート


今回初めて「あなせん」に参加させていただきました。
インタビューは私も毎回あとになって、
あ、あれも聞けたらよかったなぁ、、、
と振り返ることがしばしば。
だからこそ生徒の皆さんとどんな授業ができるのか
楽しみにしていました。

なかでもグループでのインタビューの練習では、生徒たちが気になることをとても素直に質問していてはっとすることがたくさんありました。嬉しかったのは、インタビューで引き出したクラスメートの意外な趣味に生徒が驚いていたこと。
聞く勇気を持つだけでもっと仲良くなれる。相手のことをもっと知りたくなる。


授業を進める西山アナウンサーのあいづちの打ち方にも、たくさんのヒントがあって私も生徒と一緒に聞き入ってしまいました。
相手を好きになって話を聞く、その大切さを感じた授業でした。


文:松永安奈(福島テレビ アナウンサー)

フジテレビ 佐々木恭子アナウンサーのリポート

福島県立ふたば未来学園にて、あなせん特別版!高校生にインタビューの授業です。

オリザさんご指導のもと、年間を通して、福島の課題を取り上げ、演劇にするという授業が行われています。その中で、必須なのが、インタビューの力。題材にする当事者の現状や課題、想いを汲み取ってこそ人物が描けるからと、わたしたちにミッションをくださったのでした。

福島の課題に向き合う。


福島県立ふたば未来学園高等学校
もちろん、楽しくおもしろい話ばかりではありません。初対面ではなかなか聞き辛い、やわらかな心の奥底まで聴く勇気が必要。
ということで、わたしたちが常日頃大事にしているインタビューの極意を7つにまとめてお伝えしました。


2時間高校1年生と共にすると、東京で暮らすわたしたちが勝手にイメージする、“福島の高校生”とは別の姿があることに気づかされます。
震災にあったのは、小学5年生で、いかに大変な日々だったかというより、今ここを、そして未来を生きている。
福島だから特別だということではなく、どこでも変わらぬ、部活の悩みがあり、恋バナに話を咲かせ、進路に迷い、テストの結果に一喜一憂し。

だからこそ、一旦歩みを止めて、日常を過ごすふるさとにどんな課題があり、それを、未来を担う彼らがどう取り組むのか、演劇を通してたくさん知ることが意義深いのだろうと推察します。

西山アナは、福島テレビの松永アナと。わたしは豊嶋アナと。
ありったけの想いをこめて、聴くという行為の本質なるものをお伝えしました。

話を聞くというのは、その人が何を大事に考えているか、宝をもらうこと。あるいは、何か重い荷物を抱えていれば、それを少しでも一緒に持とうとすること。実践練習の中で、少しずつ体感してくれたようでした。

お年頃か、なかなかシャイな高校1年生も、授業が終わって、
豊嶋アナとわたしにたくさん感想を伝えに来てくれました。

今後、実際に取材する相手へのインタビューが楽しみになりました!
とか、
普段人の目を見られないけれど、話す人の目を見ると、
相手の気持ちがわかるんだって発見しました!
とか、
自分で抱えてた悩みも、真剣に話を聞いてくれたから、心がリラックスしました!
とか、
何かを受け取ってくれたようでした。


一生懸命取り組んでくれる様子を見ながら、聴くって、気のきいた質問より何より、自分のことを受け止めてくれる、興味を持ってくれている、理解したいと思ってくれている、前のめりになって聴く姿勢。そんなシンプルなことが、人との距離を縮めるのだと改めて教わる次第です。

今日のことを思い出して、ぜひ、これから会う人たちから、心が震えるような話を、
たくさん聞き出してほしい。
心が動く、共振する。それが、聴く醍醐味だと思うから、、、。
真摯に向き合ってどんな演劇ができるか、とても楽しみです。
そして、興味をもって聴くことが、
特別なインタビューでなくても、日常生活でも活かされますように、、、。

文:佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

福島テレビ 豊嶋啓亮アナウンサーのリポート


2回目の「あなせん」参加となりました。
開校した昨年の入学式を取材し、
1年ぶりのふたば未来学園です。

学校に入って耳に飛び込んでくるのは、
生徒たちの「こんにちは!」
という歯切れの良い挨拶でした。
今回も、生徒たちの元気に緊張を吹き飛ばしてもらいました。

今回のテーマは「聴く力」。
相手の心の底に眠っている気持ちを聞き出すのは難しいことですが、
相手がどんな人かを知れるのはとてもワクワクするものだと思います。

では、相手の「思い」ってどうやったら引き出すことができるのか?


最初は相手の目も見られなかった生徒たちも、
前のめりになって
目を輝かせて
相手の思いを引き出していました。

吸収が早い高校生の力に驚きました。
「勉強になった」
「インタビューが楽しみになった」
その言葉は忘れられません。

本番のインタビュー、
きっとたくさんのことが聞き出せるはずです。

文:豊嶋啓亮(福島テレビ アナウンサー)

「あなせん」プロジェクトは第5回経済産業省キャリア教育アワード・奨励賞に選ばれました!

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