2月25日 「ずっとおうえんプロジェクト」×あなせん特別編 福島県立安達東高校
[2016年4月12日更新分]
フジテレビ 佐々木恭子アナウンサーのリポート
福島県立安達東高校今回の『ずっとおうえん。プロジェクト』は、これまでと少し様相が違う。
ずばり、「キャリアの作り方」を話すのがミッション。
こういった機会は、とてもありがたいです。
自分自身がなぜアナウンサーになったのか?
何が好きでやり続けられているのか?
真摯に振り返る時間になるからです。
佐々木アナと福島テレビ鈴木アナ今回のパートナー、福島テレビの鈴木アナは、
子どものころからの憧れがアナウンサー。
アナウンサーになるために、今、何が必要か?
逆算しながら行動してきたつわもの。
かたや私は、将来選択に悩みに悩んで、
偶然の出会いや導き、行き当たりばったりの出たとこ勝負で、今に至っている・・・。
対照的な二人だったからこそ、高校生は身を乗り出して話を聞いてくれたような気がします。
道のりなんて、ひとつじゃない。
みんなオリジナルでいい。
真っ直ぐでも、遠回りでも、なんでもあり!
みんなの“好きの種”でいっぱいになった黒板夢がある人はそのまま、突き進もう。
「夢を持つことが夢」の人は、
まず、子どものころから振り返って、
つい夢中になる「好きの種」を見つけてみよう。
きっとその種が未来を創り、花を咲かせていくから。
個々の振り返りを経て、黒板中が「好きの種」でいっぱいになるのを見たとき、胸が熱く、わくわくでいっぱいになりました。
将来何がしたいの?と聞かれると口をつぐんでしまっても、好きの種はなんですか?と聞くと、みんな大きな声で答えてくれる。
しかも、笑顔で。
中には、「みんなの命を守れる大人になりたい」と答える学生もいて、震災の経験があってこその力強い志だな、と。数年後の彼の姿が目に浮かぶようでもありました。
安達東高校1年生のみんなが、好きの種を大事に温めながら、自分のやりたいことで社会に貢献できる・・・
そんな大人たちになるのを、
陰ながら応援し続けています。
たった2時間だったけど、何だか出会えて、
話せて、うれしかった!と。
私の中にも、熱い何かが温度もそのままに残っています。
みんなの真剣なまなざしのおかげ!
ありがとうございました。
文:佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)
福島テレビ 鈴木康一郎アナウンサーのリポート
初めての『あなせん』
それに聞いてくれるのは、高校生。
「自分が高校生のときだったら、真面目に聞いていたかなぁ?」
なんて不安な思いを抱きながら、安達東高校に到着しました。
実際会ってみると、みんな真剣に我々の話を聞いてくれました!
とはいえ、佐々木恭子アナの「つかみ」がさすがでした。
こっそり先輩の良いところを盗もうとしていました。
今回は私にとっての『あなせん』でもありました。(笑)
生徒たちが目を輝かせながら語ってくれた「好きの種」。
今でもその表情は忘れられません。
「好きの種はなんですか?」と佐々木アナと私が大きな声で聞くと、皆さんも大きな声でそのタネを話してくれました。
会場にいたのは高校1年生。色んな夢を見つけられるときでもあります。
私自身は幼いころから「アナウンサーになりたい」という夢を持っていて、なるためにどうすればいいのか考える高校3年間でした。逆に佐々木アナは、もがいてもがいて夢を見つけられた方。
夢の見つけ方は人それぞれ。
将来なりたい夢を見つけるためにも、高校生たちにとって、今は「好きの種」を自分の中にたくさん持っておくことが大事なのだと感じました。それがいつかフックになる、そう感じています。高校生の眼差しから、私も当時大きな志を抱いていた自分を思い出していました。
私自身がたくさんのことを勉強しました!
本当にありがとうございました。
文:鈴木康一郎(福島テレビ アナウンサー)
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