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2015年度 社会のためにトピックス

11月4日 「ずっとおうえんプロジェクト」×あなせん特別編 福島県立小高商業高校

[2015年12月2日更新分]

【2015年11月4日】【今回の先生:塩原恒夫アナウンサー 福島テレビ岸野文絵アナウンサー】【「ずっとおうえんプロジェクト」×あなせん特別編】

あなせん日記

フジテレビ 塩原恒夫アナウンサーのリポート


左:福島テレビ 岸野文絵アナ、
右:塩原恒夫アナ 奥が小高商業高校の仮設校舎
ホーム・スイート・ホーム~わが故郷福島県は、面積全国3番目の大きさを誇ります。広い県内は、浜通り・中通り・会津地方の3つに区別され、会津出身者のわたしとしては、スパ・リゾート・ハワイアンに遊びに行って以来、およそ10年ぶりの浜通り訪問です。
今回「あなせん特別編」の舞台は、福島県立小高商業高校。南相馬市内、県立原町高校内に仮設校舎を構えます。

担当は、2クラス約70人。男女比9割が、女子ということで、男子高校卒業の身に、その存在パワーがプレッシャーを与えます・・・最初の発声練習から、男子の声が細々と、思わず頑張れ!とエールを送る~

そんな中、いよいよミッションが迫ってきました。翌週に控えた課題研究学習発表会にむけて、「プレゼンテーション技術を向上させよ」。具体的には、二人一組での他者紹介です。
高校時代をともに送った仲間でも、いざ他人に紹介するとなると・・・ちょっと考えてしまいます。どうすれば、良さを伝えられるか。どんなエピソードが、相手に印象を与えられるか。取材という口実から、いつも以上に隣同士で、熱いトークが展開します。

そして迎えた発表のとき。ブランド好き、パイを投げられた、得意な楽器、Y字開脚、性格・趣味・彼氏のことなどなど、これまでわかっていそうで、理解が十分及ばなかった相手のことが明らかにされます。友達だからやさしく見つめて、自分じゃないから堂々と言える。



(ピ~ンポ~ンパンポ~ン)あーっとここで終了のチャイム。参加者全員の熱気に、午後の2時限はあっという間にすぎてしまいました。ゲストは、福島テレビの秋田美人・岸野文絵アナウンサー、実況塩原恒夫でした。

尚、このあと引き続き、東日本女子駅伝中継にまわって、結局福島出張4泊5日だったことをお伝えして、この辺でお別れします。

※【追試】以上、実況の雰囲気で音読してみて下さい。

文:塩原恒夫(フジテレビ アナウンサー)

福島テレビ 岸野文絵アナウンサーのリポート


岸野文絵アナウンサーと塩原恒夫アナウンサー
今回は、小高商業高校の3年生の皆さんとプレゼンテーションの授業でした。

どんな授業になるのかなと、わたしも楽しみな気持ちで校舎を訪問すると。。。


会場に入ってすぐに、皆さんの明るさとパワーを感じました!
プレゼンテーションにおいても大切な発声練習では、恥ずかしそうな表情を見せながらも一生懸命大きな声を出そうと頑張ってくれました。


他者紹介の見本として同僚(上司)を紹介
そして、いよいよクラスの皆の前に立って友人を紹介する他者紹介!
皆さんの発表からは、
「友達の良いところはどんなところだろう?」
「相手の話をよく聞いてその人の魅力を引き出したい!」
そんな想いが伝わってきました。

ひとりひとりが紡ぐ言葉、声のトーン、表情。
皆それぞれ違うけれど、堂々と、時に照れながら発表する姿はとてもキラキラしていて、皆さんの魅力があふれていました。
「伝えるって楽しいな」
恥ずかしさや緊張の先にある伝えることの楽しさに少しでも気づいてもらえていたら嬉しいです。。


小高商業高校のみなさんとの出会いに、
私もパワーを貰いました。
3年生の皆さん、ありがとうございました!

文:岸野文絵(福島テレビ アナウンサー)

道中でみた、印象深い風景


福島駅から一路小高商業高校へ。しばらくすると沿路に「除染作業中」の旗が目に飛び込んできます。そして、たくさん積まれた黒い袋。これらはみな除染によって出た汚染土です。11月上旬、見事な紅葉と山積みされた黒い袋のコントラストに言葉を失いました。
東日本大震災発生から間もなく5年。これからも「ずっとおうえんプロジェクト」を継続していきます。

『あなせん』プロジェクトは第5回経済産業省キャリア教育アワード・奨励賞に選ばれました!

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