1月21日、フジテレビのアナウンサーによる出前授業、『あなせん』が経済産業省のキャリア教育アワードの奨励賞を受賞しました。都内で行われた授賞式に、プロジェクトリーダーの佐々木恭子アナウンサーが表彰状を受け取りました。
このキャリア教育アワードは企業や地域団体による教育支援を奨励するもので、今年は77件もの応募からからフジテレビが見事選ばれ、テレビ局としては初めての受賞だということです。

佐々木恭子アナウンサーも感慨ひとしお。「チームでやってきたことが賞を頂くことはこれからもやっていこうという勇気につながる。『あなせん』をやっていると自分たちの仕事の原点を気づかせてくれる。むしろ教わることがある」と話していました。

『あなせん』はフジテレビが社会貢献活動の一環として行っているもので、アナウンサーが小学生にコミュニケーションのコツを教えています。2005年にアナウンサー発でスタートして以来、150以上の小学校に出向き、およそ1万人の小学生を対象に実施してきました。


授賞式の日にはシンポジウムも開かれ、多くの企業が自分たちのキャリア教育活動の経験を分かち合いました。聞いてみて驚きましたが、実に多くの企業が様々な活動を行っています。

企業が子どもにキャリア教育を行うことは社会全体に有能な人材を育てるためにとても有益なことです。一方で私たちもこの「出前授業」を通じて、テレビファンを増やし、自分たちの仕事を誇りに思い刺激を受けることもできます。この受賞を励みに、今後も社内一丸となって精進していきたいと思います。