11月20日 江東区立東陽小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2014年12月25日更新分]
フジテレビ 藤村さおりアナウンサーのリポート
今回は江東区立東陽小学校3年生の「スピーチ」の授業でお邪魔しました。
自分が小学校3年生だった頃を振り返ると、人前で自分の意見を言う、ましてやスピーチともなれば、かなりハードルの高いことだったと思います。
今回のみんなはどんな気持ちでスピーチ授業に臨んでくれようとしているのかな~。
ドキドキ?ワクワク?それとも?
授業中、みんなに色んなことを聞きました。
どの質問にもとても真摯に、そしてとても積極的に答えてくれたお友達ばかりで、私も授業に熱が入ります!
本題に入り、改めて「スピーチとは何だろう?」からみんなで考えてみました。
先生である私の今回の個人的目標は、東陽小学校のみんなに
「自分の意見を発表することは楽しい!」「自信がついた!」
「これまで知らなかった友達の新たな一面を発見した!」という
気付きの場になってくれたらいいな、ということでしたが、
みんなは、伝授した“コツ”をよーく理解・実践してくれて、発表してもらったスピーチが、とってもわかりやすくて面白いものばかり!!
正直舌を巻きました。
みんなのスピーチを聞いていて、私がとても面白いと思った点は、一人ひとり価値観が違い、興味を持っていることが全く違うこと。
とてもバラエティーに富んでいました。
聞く姿も、みんな発表してくれているお友達の方に集中していて素敵でしたよー!
どれだけそのことに情熱を燃やしているかなどの、お友達の新たな一面を初めて知ることも多かったようで、教室中に「へ~」の感嘆の声が何度も上がりました。
授業をしている私も一つ目標が達成でき、嬉しい瞬間でした。
担任の先生が「日頃スピーチをやっていても、どう教えればよいかわからなかったことが、今日の授業を聞いて『そうすればいいんだ!』と、教える側にも発見がありました」とおっしゃってくださり、先生方の一助になれたのは、また違う意味で嬉しかったです。
今回授業を受けた子どもたちが、お家の人やお友達を相手に、どんどんスピーチしていく場数を踏んで自信をつけ、今後の学生生活やお仕事での発表の際の礎になればいいなと思いました。
また今回は技術セクションの男性社員が放送用のマイクの実物を持参してくれたところ、これが子どもたちに大人気!休み時間や授業終了後にたくさんの子どもたちに囲まれていました。好奇心旺盛な子どもたちは“本物”の機材を触ったり、装着してみたりと楽しそうでした。
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子どもたちは、日本の、いや、世界にとっての宝物ですね。
色々な経験を積んで大きく羽ばたいて欲しいと思います。
文:藤村さおり(フジテレビ アナウンサー)
※『あなせん』プロジェクトは、今年度よりフジテレビが行う社会貢献活動の一環として、CSR推進室が運営窓口となりました。