10月16日 品川区立城南小学校で出前授業『あなせん』を実施
[2014年11月13日更新分]
フジテレビ 川野良子アナウンサーのリポート
今回の『あなせん』の訪問先は・・
品川区城南小学校の5年生。
元気いっぱいの45人の子どもたちでした。
私が伺った翌々日に、来年度の新一年生の保護者向けに体育館で学校の活動を紹介する「かけあい」をする、とのこと。「かけあい」では、一人一言ずつ、必ずセリフがあります。
責任重大ですね。
【どんなことを伝えたいのか?】
まず、どんなことを保護者に伝えたいのか、聞いてみると・・
◎たくさんの一年生に、学校に来てほしい!
◎学校の楽しさを分かってほしい!
◎いろんなイベントがあるよ!
◎来年の一年生のお世話をするのが、僕たち!
◎先生が美人なのを分かってほしい!(先生も、ナットク!)
などなど。
きちんと把握していますね。
【実際に声を出そう!】
では、発声練習。
発声の基本をおさらいしてから、
「あ・え・い・う・え・お・あ・お!!」。
元々元気いっぱいの皆さんだけあって、
大きい声が出る出る。
次に、発表する時のポイントを押さえ、
実際のかけあいを試してみることに。
すると・・、あれれ、
ちょっとモジモジさんが増えてしまったかな?
しかも、なんとなく自覚しているかも。
【反省点と良かったところを探そう】
そこで、どんなところが反省点なのか、聞いてみました。
◎ちょっと姿勢が悪かったかも・・
◎自分の番じゃないとき、お友達としゃべっちゃった
◎笑顔になれなかった
なるほど。
こちらも、よーーく分かっているのですね。
では、良かったところは?
◎発声練習したから、声が出せたよ!
◎私は、姿勢を意識しました
◎口を大きく動かせたよ
そう、ちゃんと出来ているところもあるんです。
【もう一回やってみよう】
反省点・良かったところ、それぞれを意識して、
もう一回挑戦。
CSRスタッフが保護者役に さっきよりもきっと、上手く出来るはず・・。
すると・・・先ほどより、数段上達!
おしゃべりは一言もなく、ピッとした姿勢で、堂々とかけあいが出来ました。「保護者役」を務めた、フジテレビCSRメンバーからも拍手が。児童のみなさんも、やり遂げた表情。本番に向けて、少し自信がついたのではないかなと思います。
その後、給食まで頂きましたが、実は私の次男も5年生なもので、しっかりと話題についていってました(笑)。
『あなせん』は、ここ何年かで何回も担当させて頂いていますが、この春からフジテレビCSRが全面的に携わることになり、例えば、アナウンサークイズや、私のナレーションの現場の様子をVTRで紹介したりと、テレビ局の裏側も知ることが出来る、さらに一歩進んだプログラムになりました。
声を出すことの楽しさと併せて、テレビ局の面白さも伝わっているといいな。
そんなことを思いながら、翌々日の成功を祈りつつ、校門を後にしました。
文:川野良子(フジテレビ アナウンス室)
※『あなせん』プロジェクトは、今年度よりフジテレビが行う社会貢献活動の一環として、CSR推進室が運営窓口となりました。